楽器を習いたい、おすすめの楽器、簡単に弾ける楽器【キーボードとドラム編】

前回の【ギターとベース編】に続いて、今回は楽器を習いたい、おすすめの楽器、簡単に弾ける楽器【キーボードとドラム編】をお届けいたします。

キーボードについて

もし小学生の頃にちょこっとだけピアノを習っていたからキーボードをやろうかなと思うなら、だいぶピアノとは違うことを認識しておいたほうが良いと思います。実際キーボードはピアノの音をまったく弾かず、ストリングスやブラスの音だけを弾くこともあります。バンドにおいてのキーボードの役割は、ギター、ベース、ドラム以外の音全てという感じです。
キーボードの鍵盤は、ピアノの鍵盤とはだいぶ感触が違います。ここら辺は実際に触ってみるとわかると思いますが、キーボードはタッチが軽いです。
ちなみにもしあなたがまだ子供でキーボードを将来やりたいからピアノを習うというなら、ピアノよりもエレクトーンをお勧めします。どちらかというとエレクトーンをやっていた人のほうがキーボードにすんなりいきやすいと思います。あとは逆に子供のころにピアノを習わなかったからキーボードは難しいかといえば、キーボードは両手でピアノ系の曲を弾かないことも多いので、曲によっては初心者でも大丈夫だと思います。
とはいえバラードでキーボードメインの曲になりますとけっこう難しいと思いますので、かなり練習が必要になると思います。あとは楽譜が読めないと厳しいので、音符やコードの勉強はしたほうがよいと思います。
もしもJazzのセッションに参加したいと思って、キーボード、もしくはピアノを習おうかなと思うなら、相当ガッツが必要だと思います。Jazzでピアノのアドリブをかっこよく弾くのは結構難しいと思います。アドリブをするためにコード理論の勉強が必要になります。それはピアノだけではなくドラム以外の楽器はだいたいコードについての知識が必要になります。

ドラムについて

ドラムというと、リズム感ないし、無理に決まっている！という風に思う方は多いと思います。でもリズム感というものは練習である程度なんとかなります。足と手をばらばらに動かすのは絶対無理という風に考える方もいると思いますが、日常生活で手と足をみなさん常に同じようにしている方はいますでしょうか？歩きながらスマホをいじったり。バラバラのことをしているじゃないですか。だからそういう意味で、絶対無理に決まっているとは考えないほうがよいと思います。叩くという楽器は、けっこう気持ちが良いものです。難易度でいえば結構敷居は低いと思います。ただし、ドラムに関しては練習場所がたいへんです。基本的に、練習用のパットを買って家で練習し、ドラムセットはスタジオで自主練するというのが基本になると思います。もちろん家にドラムセットを置ければとても素敵だと思いますが、通常はなるべく安いスタジオを借りて練習することになると思います。
ドラムの技など、極めたいと思えば当然どんどん難易度は上がると思いますが、基本的なエイトビートを叩けるようになるのはさほど難しいことではありません。Jazzのセッションに参加したいと思うなら、ギターやベースやキーボードは楽譜が必要だったりコード進行を把握する必要がありますが、ドラムはその必要がありません。ただ、小節数はきちんと頭の中で常に考えられるようにしておいたほうが良いかなとは思います。