EC-CUBEでいらない商品が多数ある場合にまとめて削除する方法を書きたいと思います。
EC-CUBE2系の場合
管理者モードをONにすることで商品マスターの検索結果画面に「検索結果をすべて削除」ボタンが表示されます。
管理画面>システム設定>パラメーター設定を開きます。
ADMIN_MODEの値を見ると、0になっていると思います。
1:有効に変えます。
一番下にある保存を押します。
商品マスターから消したい商品を検索します。
検索結果画面に「検索結果をすべて削除」ボタンが表示されるようになります。
これで検索結果にマッチした内容をボタン1つで削除出来るようになります。
EC-CUBE3系の場合
EC-CUBE3系の場合は、2系のようなパラメータ設定の欄がなく、商品登録CSVを利用して不必要なものを削除する段取りになります。
まずは管理画面から[商品管理]→[商品マスター]を開きます。
なにもいれずに「検索する」ボタンを押します。
検索結果の一覧の右側に「CSVダウンロード」のボタンが出てくると思いますので、押すとさらにプルダウンで「CSVダウンロード」を押します。
CSVファイルを修正する
不思議なことに、ひな形の商品登録CSVファイルフォーマットと実際にダウンロードしたCSVとでは、項目のセルが違います。
なので、例えばダウンロードしたCSVをそのままアップロードするとエラーになってアップできません。ほんとにハテナですが、
とりあえずひな形の商品登録CSVファイルフォーマットと同じ項目にします。
商品ID/公開ステータス(ID) /商品名/ショップ用メモ欄/商品説明(一覧)/商品説明(詳細)/検索ワード/フリーエリア/商品削除フラグ/商品画像/商品カテゴリ/(ID)/タグ(ID)/商品種別(ID)/規格分類1(ID)/規格分類2(ID)/発送日目安(ID)/商品コード/在庫数/在庫数無制限フラグ/販売制限数/通常価格/販売価格/送料/商品規格/削除フラグ
という項目にします。
- まずは、公開ステータス(名称)、商品種別(名称)、規格分類1(名称)、規格分類2(名称)、発送日目安(名称)、商品カテゴリ(名称)、タグ(名称)を消します。
- フリーエリアと商品規格IDの間に「商品削除フラグ」を入れます。
- この「商品削除フラグ」欄に、消したい商品があれば「1」を入力します。
- 「商品削除フラグ」の次に、商品画像と商品カテゴリ(ID)とタグ(ID)を持ってきます。
- タグ(ID)の次に商品種別(ID)、規格分類1(ID)、規格分類2(ID)発送日目安(ID)、商品コード、在庫数、在庫数無制限フラグ、販売制限数、通常価格、販売価格を持ってきます。
- 販売価格のあとに送料を入れます。
- 送料の次に商品規格削除フラグを入れます。
- 商品規格IDを削除します。
これでアップロードします。
何かエラーがあれば項目の順番が間違っている可能性がありますので。項目の順番を再度確認してみてください。
もっと簡単な方法
と、ここまで書いて恐縮ですが、もっと簡単な方法がありました。
ただ、どうせならデフォルトで設定しておいてほしいというボヤキはいいたいところですが、、、
管理画面の[設定]→[基本情報設定]→[CSV出力項目設定]を押します。
「CSV出力項目設定」を開くとデフォルトで「受注CSV」となっていると思います。
ここのプルダウンを押すと、「商品CSV」がありますので、選択します。
左側に「送料」があって、右に出力する項目が見えています。
これをさきほどの、
商品ID/公開ステータス(ID) /商品名/ショップ用メモ欄/商品説明(一覧)/商品説明(詳細)/検索ワード/フリーエリア/商品削除フラグ/商品画像/商品カテゴリ/(ID)/タグ(ID)/商品種別(ID)/規格分類1(ID)/規格分類2(ID)/発送日目安(ID)/商品コード/在庫数/在庫数無制限フラグ/販売制限数/通常価格/販売価格/送料/商品規格/削除フラグ
という項目だけにします。
順番は人によってやりやすいやり方があると思いますが、自分の場合はいったん「CSV出力しない項目」のほうに全部持っていってから、右に入れていきました。
項目の設定ができましたら、右にある「設定」ボタンを押します。
これでまた管理画面から[商品管理]→[商品マスター]を開き、商品CSVをダウンロードします。
今度は、
- フリーエリアと商品規格IDの間に「商品削除フラグ」を入れます。
- この「商品削除フラグ」欄に、消したい商品があれば「1」を入力します。
- 送料の次に商品規格削除フラグを入れます。
をCSVに設定してアップすればOKです!
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